さっき

テレビ「ソロモン流」でカリカチュアー　アーティスト　Kageさんが出てて。

その中でボランティアでカンボジアにいってて。
子供たちに絵の描き方とかを教えてたんだけど。

学校で初めてクレヨンを手にする子供達がいて。
授業の最後に将来こうなりたいっていう自分を書いてみて。
って言われて子供達は本当にこうなりたいんだ！っていう物をかいていた。
保育園で子供の世話をしたいとか・・・もっと上手に絵を描いて絵描きになるんだとか。

どの子も明るい色で、はっきりした思いを書いていた。

どの子も両親がエイズで亡くなったとか、虐待をうけていたとか・・・。
悲しい過去を抱えている子たちなのに、笑顔で、一生懸命描いていた。

学校に行けない子供達は塵の山で鉄とかを拾ってる子供たちに絵を描いてあげたりとかしてて。
一日80円の鉄を拾っている。

そう言う世界で生きている子供達はまっすぐな夢をもって人のためにっていう想いを持っていた。


私は就職活動をしているけど、さっぱり自分のやりたいことが分からなくて。
高望みばっかりしていて。
あそこはそこそこ良いんじゃないかなっとか。

そこそことか選り好みしている時代でも身分でも無いわけで。

この子達のようなまっすぐさはどうしたらいいんだろうな・・・と思ったわけですよ。

恵まれているのに、この子達の心の豊かさがすごく、羨ましいというか・・・尊敬するというか。

なんというか・・・この恵まれた世界は私が、築き上げてきた物ではなくて、今まで私の親の世代が
汗水垂らして頑張ってきたものだから。

それが当たり前と勘違いしてる訳なのか・・・。


初めてクレヨンを手にして、自分のなりたい姿を描く・・・。
私はクレヨンを手にして綺麗な紙を手に入れる事は容易いけど、そこに描く物がない。

何がなんだかわかんないなー・・・。

って思いながらみた。